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ことばの学び

 

ことばの学びとは、ことばそのものに焦点を当てて学び、そしてそのことばを正確に、効果的に、そして時に戦略的に使う技術を身につける学習です。外国語であれ、日本語であれ、各種試験やビジネスの場で必要とされるのは、ことばを意識的に、自覚的に使う力です。

英文法の学習では、日本語との比較対照を行います。ふだん何気なく使っている日本語の仕組みに気づいてもらい、その日本語とこれから学ぶ英語の仕組みが、どう共通していて、どう違っているのかを捉えながら学べるようにしています。日本語を母語とする人が日本語で生活している環境で外国語として英語を学ぶ場合、頭の中でどうしても英語と日本語を対応づけようとします。日英語を比較対照し、英文和訳や和文英訳に積極的に取り組むことで、日英語の違いを踏まえ、英語の本質に迫っていくことができます

こうした比較対照は現代語と古語という、日本語の中でも可能です。これもふだん使っている現代日本語と古語の共通点と相違点を掴むことで、古語の本質を学ぶことができます。同じことは古文の学習だけでなく、漢文の学習にも適用できます。古典の学習は、ただ古典に親しみ味わうだけが目的ではありません。現代日本語を深く知り、現代日本語を正確に、効果的に、そして戦略的に使いこなすための鏡の役割も果たすのです。このため古典学習もことばの学びにおいては、活用表の暗記に終始することなく、ことばを観察し、ことばについて深く考える場となります。

こうして身につけた知識は、効果的に読み書き、聞き話す力となります。大学入試や各種英語試験では英語で文章を書く力が求められます。大学入試の英作文では100語程度の文章を書くことが求められますが、この練習に先立って250字程度の日本語作文の練習を行うことも効果的です。英語の文の仕組みを学んでいるあいだに日本語で文章の仕組みを学ぶのです。文のレベルでは日英語の間に大きな違いがありますが、文章のレベルになると共通する部分の方が多くなります。日本語で200~250字程度の文章を書く練習は入試小論文の対策にもつながります。こうした文章表現の力は大学入試においては他教科の論述問題にも活かされ、そして民間企業就職や公務員試験においても役立つ力です

この「ことばの学び」が持田の出講する学校での授業家庭教師で体験できます。ぜひ、基礎学力の形成に持田の提供する価値あることばの学びをご活用ください。

 

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